不動産投資を始める際、まずはインターネットで物件を探しますよね。
手軽で簡単ですからね。
今回は僕がよく使っている、不動産投資検索サイトを紹介します。
不動産投資の物件選びで使えるサイト1、楽待
楽待を知らない人って、いるんでしょうか?
僕の中では知名度ナンバーワン、居酒屋でいう「とりあえず生で」的な存在です。
不動産仲介業者の動向を見ていても「とりあえず最初に楽待にアップ」している所は多いですね。
その数日後に建美家で同じ物件が出る、という流れが多いです。
物件数も豊富で、何より物件検索の要素指定が豊富で便利です。
具体的には
- 場所
- 利回り
- 築年数
- 構造
- 価格
といったありふれた要素はもちろん
- 掲載された日
- 面積
- 駅までの距離
- 所有権かどうか
- 写真の有無
- 値下げしている
などの要素でも検索できます。
これらの要素を組み合わせる事で、日本の投資用不動産を「色々な角度から串刺し」にできるので、ヒマつぶしにもなりますよ。
検索条件は複数保存できるので、ぜひ活用しましょう。
僕はマックスまで検索条件を保存していて、1日2回必ずチェックします。
毎朝起床直後にトイレで便器に跨りながら、夜寝る直前にベッドに入ってから、楽待を調べるのが日課です。

不動産投資の物件選びで使えるサイト2、建美家
楽待に次いでナンバー2に君臨するのが、建美家です。
サービス自体は結構昔からあって、古くから不動産投資をしている方は楽待より使用頻度が高いかもしれません。
そういえば最近、不動産業者の人と楽待と建美家について話しました。









という事で、「楽待には無くても建美家にはある」物件が存在するそうです。
楽待だけ見ていてはダメという事ですね。
建美家の弱点は、検索までがやや面倒な事。ひとことで言うとサイトが使いにくい。
ですので僕は、検索条件を保存して「その条件に合致する新着物件が出たらメール」を都度してもらう設定にしています。
メールだけもらって、受け身で情報を得ています。
不動産投資の物件選びで使えるサイト3、不動産投資連合体
不動産投資連合体も、楽待や建美家に次ぐ投資用物件のポータルサイトです。
このサイトの良いところは、どの物件が人気か一目でわかるところです。
物件を検索すると、物件の上に
ここ最近で○○人に見られています!××人が検討中です。
と出るんですね。
まだ物件の選球眼が育っていない頃は、このサイトを見る事で「どういった物件が人気なのか?」見るのも良いでしょう。
不動産投資の物件選びで使えるサイト4、HOME’S
HOME’Sは主に土地や戸建ての不動産ポータルで、投資用というよりは実需向けの販売が多いです。
ですので不動産投資家からすると、ここで探すのは
- 築古戸建
- 土地(新築を建てる)
のどちらかでしょう。
中にはお得な物件もあります。
例えば築古戸建てが「土地」として売られている時もあります。
その場合は大体
- 古家あり
- 解体後更地渡し
と資料に記載されています。
販売価格から解体費用を差し引いて、解体せずに古家付きで売ってもらえば、間違いなくディスカウントできます。
価格によっては見合う投資になる物件もチラホラ。
使い方としては、スマホのアプリとして使うのをオススメします。
検索条件を保存して合致する物件が出れば通知、というようにすれば通知の内容を毎日確認するだけでオッケーです。
また投資用物件については、別枠で存在するのでそちらもチェックしましょう。
不動産投資の物件選びで使えるサイト5、athome
これもHOME’Sと同じ使い方をします。
基本的に狙うのは、土地として売られている安い戸建です。
検索条件をいくつか保存して、なるべく毎日見るようにしましょう。
また投資用物件については投資用のサイトがあるので、そちらからチェックできます。
不動産投資の物件選びで使えるサイト6、ハトマークサイト
泣く子も黙る、宅建協会のサイトです。
このサイトを使う目的は、楽待や建美家などのポータルサイトに載せる能力を持っていない、ローカルな不動産業者の物件を漁るためです。
ポータルサイトには載せないけど、ハトマークサイトには載せる事ができる。
地方のこじんまりとした不動産業者の場合、こういう業者は結構います。
そして多くは専任媒介物件で、地主さんから任されている仲介業者とかが多いですね。
こういう場合、仲介業者からすると
なんとか一般媒介になって他業者が楽待などを使って情報をアップロードする前に売りさばきたい
という心理になるため、そこそこ良い条件でハトマークサイトにだけ載っている、という場合がチラホラ。
ぜひ活用しましょう。
物件の検索が少しややこしいのですが
サイトトップの「買う」の中に「ビル・倉庫・その他」という項目があります。
投資用物件はここに分類されています。
ここをクリックして
この画面に進めば、物件を場所別で検索できます。
このサイトの弱点は、検索方法が限られる点。
まず場所別検索しかできません。
条件固定で日本の物件を横断的に検索、とかは無理です。
また場所を選んだら、利回り順とかにはなりません。
1つ1つの物件を見て、情報の一部として利回りが書いてある場合もあれば、書いていない場合もあります(笑)
そういう場合は、ザッとその地域の似た間取りの部屋の賃料を調べて、自分で想定賃料を計算、利回りを弾くしかありません。
そう、検索にめちゃくちゃ時間がかかるのです。
時間がある人はどうぞ。
不動産投資の物件選びで使えるサイト7、各種有名不動産会社のページ
最後に、誰もが一度は名前を聞いたことがある不動産会社のページを紹介します。
上記の4つは、全ていわゆる「ポータルサイト」です。
サイトの保有者はあくまで物件情報をサイトに載せているだけで、不動産を売りたい業者からお金をとっています。
なので不動産業者からすれば、なるべく自分達だけで完結できるのであればそれに越したことは無いわけです。
ポータルサイトに載せるまでもなく売れてしまう物件は、自社内でさばきます。
それでも売れないような物件が、ポータルサイトに流れて来るわけです。
もちろん中には急いで売りたいなど、何かしらの理由で売却を急いでいる場合はポータルサイトに載せるケースもあるかもしれませんけどね。
という事で、有名どころの不動産会社の自社ページはチェックしておきましょう。
具体的には
あたりです。
特に都市部の物件は、ここに上がって来やすいので要チェックです。
まとめ
不動産投資の物件選びで使えるサイトは
- 楽待
- 建美屋
- 不動産投資連合体
- HOME'S(実需向け、投資向け)
- athome(実需向け、投資向け)
- ハトマークサイト
- 有名不動産会社サイト(野村不動産、東急リバブル、住友不動産、三井不動産)
の6つ(細かくは12個)がある。