コロナは医師のバイト業界の未来を提示した

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コロナが流行し、サプライチェーンの破綻によりあらゆる業種が経済的にダメージを受けました。

病院もその例外ではありません。

約8割の病院で経営悪化 新型コロナで外来や入院の患者数減少
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200518/k10012434171000.html

そんな中、医師の非常勤バイトが切られ、経済的に困窮し始める医師もいるようです。

Twitterでは、悲痛な声が散見されました
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コロナで「医師のバイトだけ」で生活するリスクが浮き彫り

今回、コロナの件でわかった事は

  1. 必要緊急な医療需要は実は限定的
  2. 医師もバイトだけに頼るのは危険

という2つです。

コロナで患者が減少し、病院経営が悪化しているそうです。これは、いかに必要緊急な医療需要が限定的だったかを表しています。

一部では非常勤バイトの解雇だけではなく、賃下げを依頼される病院もあるそうです。

伴って、やはり医師もバイトだけに経済状況を頼って生きて行く、すなわち保険点数から支払われる財源に経済的に頼るのは、危険だという事がわかりました。

前々からこれは思っていた事でしたが、コロナで一気に表面化しましたね

 

コロナは医師のバイト業界の未来を提示した

しかし今回のコロナ騒動は、医師のバイト業界の未来を表していると思います。

  • 減少する医療需要
  • 余る医師の人材供給

これってまさに、日本の未来ですよね?

今回のコロナ騒動は、日本の未来を先に味わう事ができる、良いシミュレーションだったのではないでしょうか。

流石に今回のコロナ騒動よりも、変化はゆっくりだとは思います。

しかしながら、将来的にこうなる、という事を肌で感じるのには十分でしたね。

重要なのは、今回のシミュレーションを受けて、これから来る未来に対してどう対応するか。

捉え方によっては、チャンスとも言えるでしょう。

 

コロナで医師のバイトが減ったなら

コロナで医師のバイト代が減ったなら、別の何かで補うしかありません

最も手っ取り早いのは、自分の専門科で別のバイトを探す事です。

今すぐ必要な医師にとって、まずこの方法が即効性があって効果的です。

本来、そうならないようにキッチリ資産形成するのがベストです

しかしこれでは根本的な解決にはつながりません。

まだ、別の専門性を身につけるとか、認定を取るとか、他の地域まで足を伸ばすとか、そういう方が有意義だと思います。

長期的な戦略については、今回を機に再考しましょう

 

さて、こういう状況になって、焦っていきなり株や不動産に手をだす人がいます

安易に手を出さない方が、僕は良いと思います。

なぜならば、この2つの業界は魑魅魍魎が跋扈する、妖怪ワンダーランドだからです。

まずはしっかり勉強

次に少額でトライ。そして絶対に失敗します

するんですが、少額なので傷は浅いです。

そして時間をかけて、着実に実績を積む。

これが大事です。

僕は既に土台が出来上がっているので、事業、不動産ともにうまく回っています

何事も、いきなりうまくいきません。

時間と努力が必要です。

頑張りましょう。

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