不動産投資を始める前に、まずやるべき事は勉強です。
最近は不動産投資に関する本も色々あって
- 地方RCで融資を長く引っ張る王道
- ボロ物件を再生、高利回り投資
- 集合住宅ではなく戸建賃貸
など、スタイルによっても様々です。
逆に種類があり過ぎて、何を読めば良いかわからないのではないでしょうか?
僕も不動産に関する本はたくさん読んで来ましたが、本当の意味でオススメできるのは数冊です。
もちろん、どんな本も著者の経験や考え方が書いてあって、読み物としては面白いですけどね。

【不動産投資を始める前に】まずはキャッシュフローを考えている本がオススメ
不動産投資の初期において、最も重視するべきなのはキャッシュフローです。

赤字にならない、ポケットマネーからの持ち出しが無い状態がなぜ重要なのか?
理由は大きく分けて
- 精神的な負担が少ない
- 徐々に手元にお金が貯まっていく
の2つです。
まず、持ち出しのお金があると精神的に嫌になってしまいます。
不動産投資を始めなければ、その持ち出しのお金は手元にあったはずですから。
そして、不動産投資をする事で家賃収入があって「銀行の借金を返済しながらもお金が手元に貯まっていく」事が重要です。
そうして貯まったお金で
- 物件を修繕
- より魅力的な物件に変化
- 満室、賃料アップへ
という流れで、余計にお金が貯まる速度が速くなります。
この体験をまず手に入れるべきです。
そのために読むべき本は1年目から成功する不動産投資 村田式ロケット戦略のすべてです。
主に地方RCで融資を長く引いて、キャッシュフローを残す手法が書かれています。
具体的にどういう計算をして、キャッシュフローがどれくらいあれば物件として「合格」なのかも書いてあります。
まずはこの本から読むべきでしょう。
【不動産投資を始める前に】実際に「どういう不動産を買ったのか」わかる本がオススメ
キャシュフローが出て積算価格以下の物件を買えば良い、という事が理解できたなら、次にやるべきは物件探しです。
いざ物件探しを始めると、気になるのは
他のみんなはどんな物件を買っているんだろう?
という事ではないでしょうか。

そこで不動産投資を始める前の初心者にオススメしたいのが
の2つです。
高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!は
- どれくらいのペースで
- どういう物件を
- どれくらいの価格で買って
- いつ売ったか、もしくは今も持っているか
という流れが、時系列で書いてあって参考になります。
自分が最初の物件を買うなら、どういう物件にするのか?
という事を、イメージする事ができますよ。
高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!
またお宝不動産セミナーブック 満室チームで大成功!全国どこでもアパート経営は有名な本ですが、やはり名著です。
著者は最初の物件で「滞納者だらけの物件」を買って、非常に苦労されています(笑)
あまりにも悪質なため、内容証明郵便や明け渡し訴状を郵送したり…
どんな人でも、最初の物件は苦労するんですね。
3件目からは、積算価格を意識して積算価格以下の物件を必ず購入したりと、大家さんとしての知識も増え成長する事で、購入する物件の質が上がっていくのがわかります。
お宝不動産セミナーブック 満室チームで大成功!全国どこでもアパート経営
物件探しに使えるサイトについては、不動産投資の物件選びで使えるサイト12選にありますのでどうぞ。
【不動産投資を始める前に】築古戸建などリフォームありきの不動産は最後
概ねここまでの3冊でカバーできますが、少しイレギュラーな存在として空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法もオススメします。
基本的に不動産投資は、勝率の高い物件を見極めて、銀行からお金を借りてそこに突っ込む事で利益を上げます。
銀行融資ありきです。
しかしながら中には
- 借金をしたくない
- 借金ができない(色々な理由で)
という方もいると思います。
そういう人には、残る選択肢として「築古の戸建賃貸」という選択があります。
必要なコストは数百万円で、頑張って自己資金を貯めれば銀行融資無しでも可能です。
リフォームを自前でやれば、よりコストを抑えて始める事はできます。
築古の戸建賃貸を始めるならば、空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法がオススメです。

やはり最初は、リフォームをある程度業者に任せて
- クッションフロアを自分で貼る
- キッチンや風呂場のリメイクシートを自分で貼る
くらいのリフォームで済む物件が良いと思います。

【不動産投資を始める前に】不動産投資という行為を網羅する
実際に不動産投資を始めて、名著だなと思うのが
の2冊です。共に同じ著者が書いていますが、内容と深さ、網羅するベクトルが異なるので2冊読むべきです。
不動産投資の正体 改訂版は、特に買う前に読むべきです。
キャッシュフロー、積算、エリア、融資、全ての一連の流れが詳細に、数字を使って解説されています。
投資スタイル別での解説もあり、中古区分や区分店舗の解説もあるため、視野が広がります。
この本を理解できれば、不動産投資は理解したと言っても良いでしょう。
弱点としては、やや難解で前提知識が必要な事。

次にオススメなのが、誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 詳細解説版です。
これは購入後の出口を考えた、より詳細に不動産投資を解体した本です。
買う前から出口考えるのかよ!
と思うかもしれませんが、確かに考えておいた方が良い、要素です。
不動産投資を始めた人にとっても、勉強になる事が多くあると思います。
誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 詳細解説版
まとめ
不動産投資を始める前に読むべき、厳選オススメ本は
- 1年目から成功する不動産投資 村田式ロケット戦略のすべて
- 高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!
- お宝不動産セミナーブック 満室チームで大成功!全国どこでもアパート経営
- 空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法
- 不動産投資の正体 改訂版
- 誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 詳細解説版
の6冊。