医師の副業、そのメリットとデメリット

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近年、医師でありながら副業をしている人が増えたように思えます。

副業をしている、しようとしている医師が増えたと言うよりは

  • 医師の労働以外のキャッシュフローを得ようとしている医師が増えた

というのが正確な表現かもしれません。

かくいう僕もその中の1人なのですが。

医師は高給取りでバイト代も高いので、一見すると「お金が欲しいならバイトの回数を増やせば良い」という意見が正解のように思えます。

なぜ医師は副業をしようとするのでしょうか?

 

医師の副業におけるメリット

医師が副業をする、医師としての労働以外の方法でキャッシュフローを得ようとする理由は明確です。メリットがあるからです。

僕が思うに、そのメリットとは

  1. 税金が安い
  2. 時間がかからない(≒実質時給が高い)
  3. リスクの分散

の3つがあると思われます。

 

1、医師の副業と税金

日本の税制では、累進課税制度が採用されています。

これは端的に言えば給料が高くなれば高くなるほど、取られる税金が高くなる…だけではありません

税率も高くなるのです。

税率が一定でも、所得が増えれば取られる税金は増えます。そこに追い打ちをかけるように、税率も高くなるため取られる税金がグッと増えるわけですね。

医師という職業に従事している人のほとんどは、ソコソコの高給をもらっています。ガッポリ税金を持っていかれてるのではないでしょうか。

僕の周りの先生では、率にして30%〜40%ほど税金で取られている言っていました。額面2000万円で手残り1400万円、たまらんですね。

この税金の高さが嫌で

少しでも税効果を得たい!

という思いから副業をする先生がいると推察されます。

例えば株式投資。株式の配当金にかかる税金は20%ですから(執筆時現在)、医師としての労働から得られる給料にかかる税金より圧倒的に有利なわけです

このように、自分の所得税率よりも低い税率の収入を得る事は、結果的に税金対策につながります。

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医師と個人事業主、税金にまつわる僕の実体験についてはnoteに書いてありますので、興味のある方はどうぞ。

医師と個人事業を兼業してみて思った「経費」と「税金」について

 

2、医師は副業をうまく使うと実質時給を高める事ができる

また同じ収入を得るのにも、時間がかからない、つまり実質的な時給が高いという点も大きなメリットです。

例えば僕はNY証券取引所に上場しているAT&Tという、アメリカ通信大手の会社の株を持っていますが、配当利回りは購入時で6%程度です。20%の税金を引かれても、手残り4.8%です。

100万買えば年間5万円くらいはもらえますね。

この取引にかかる時間は、証券口座にログインして買い注文を出すまでの3分くらいです。

手残りで5万円もらうためには、医師としての労働としては8万円くらいもらわなければなりません。10万円稼がないといけない人もいるでしょう。

当直バイトを丸1日やってもらえる額ですから、医師としての労働で同じ額をもらうためには24時間働かなければなりません。

このように、税効果も相まって実質時給を高める事ができるのも、医師が労働以外のキャッシュフローを持つ事の大きなメリットの1つです。

個人的にはサイト運営、ブログ運営はアリだと思っています。

1度構築してしまえば、ずっとインターネット上に残り続けます。ネットの海に埋もれさえしなければ、働かなくても広告収入がコツコツ入って来ます。

医師の副業、サイドビジネスとしてのブログ

 

3、医師は副業を持つ事でリスクを分散できる

医師って高給取りなんですけど、その高給の源泉は全て1つ。医師免許とその知識、つまり医師である人間1人に依存しています。

身1つと免許1枚です。

免許がなくなったり、体が動かなくなったり働けなくなると、給料がシャットアウトされてしまいます。

これは高給をもらい続ける事を前提に生きているお医者さんにとって、なかなか恐ろしい事態です。想像もしたくないはず。

このリスクを分散し、医師としての労働以外の方法でキャッシュフローを得る事ができれば、気持ち的には全然違います

なんというか、人生に余裕が生まれます。

上司に嫌われてもいい
教授のお願いも断れる

くらいの気持ちにはなる事ができるでしょう。

僕的には

何なら医師免許すら無くてもいい

とさえ思っています。

今となっては、おそらく無くても生きていける。

医師の労働だけに頼らない事そのもののメリットと、それによる精神的な余裕。このメリットが結構大きくて、医師人生のQOLをグッと上げてくれるんですよね。

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医師の副業におけるデメリット

医師の副業はメリットだけではありません。デメリットも存在します。

医師の副業におけるデメリットは

  1. 公的病院勤務の場合、規定に反する
  2. 本業に差し支える
  3. やり方が下手だと実質時給が下がる

の3つです。

 

1、公的病院勤務の場合、規定に反する

公立病院・公的病院に勤務している一部の医師は公務員になるため、副業が禁止されています

副業をしていると規定に反するため、基本的には副業をしてはいけません。

もし仮にやっていても、バレてはいけません。

この規定を違反してまでやるメリットがあるのか、という点が1つの問題です。

逆説的ですが、副業をしなければならないような医師、つまり医師の労働に経済状況が100%依存しているにも関わらず経済状況が逼迫している医師に限って、医師免許を失うリスクを恐れて、思い切ったアクションを取れない、という事があるかと思います。

 

2、本業に差し支える

どんな副業を始めるとはいえ、最初は時間がかかります。

ただでさえ忙しい医師の毎日に、追加で別の仕事をやっている暇があるのか、という話です。

数少ない余暇時間をぶち込んでも、休まる時間が無く疲弊しきってしまいます。結果的に、本業に差し支える可能性が…。

ここのバランスを崩してしまうと、本業に差し支えが生じてしまうので注意が必要です。

 

3、やり方が下手だと実質時給が下がる

ここが難しいのです。

医師の時給は基本的に高く、仮に時給1万円だとして、税率が40%だとしても手残り時給は6000円です。

副業にかかる税率が20%だと仮定して、手残り時給6000円を作り上げるには、副業を行う際の時給は

6000/(1ー0.2)=7500

7500円以上である必要があります。

この時給を下回らないように、副業を構築しなければなりません。

別の記事で、ついつい医師がやってしまいがちだけれども、決してやってはいけない副業について書きました。

そこに書いてある事は、つまりは実質時給を下げているからオススメできない、やってはいけないというロジックです。

ではどうしたら良いのか。

医師が実質時給を上げる方向で副業を持つための具体的な方法、これもnoteに書いてあります。

医師のような専門性の高い人が「専門家としての労働以外」で稼ぐ具体的な方法

興味のある方はどうぞ。

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