曲がりなりにも医者として、ある程度の年数を働いてきました。
大学病院はもちろん、急性期の市中病院にもいたので、それなりに忙しかったです。
ある程度忙しく働くことも、個人的には楽しい経験でした。
もちろん中には、それがとにかく嫌だという人もいるでしょう。この辺りは個人差があります。
では医者という生き物は、全員が全員「時間が無い」人種なのでしょうか?
答えはノーです。
多くの医者は、何も考えずに時間を過ごし、気づいた時には

が、口グセになってしまいます。
しかしながら、戦略的にそれを回避する事もできます。
なぜ医者は時間が無いのか?
そもそも、なぜ医者は時間が無いのでしょうか。
理由は明確。働く時間が長いからです。
単純に労働時間が長い。
当たり前ですが「時間が無い」という言葉は、「(自分の自由に使える)時間が無い」という意味です。
自分の自由に使える時間を増やすには、不自由に強いられている労働時間を減らすしかありません。
他にも睡眠時間を削るとかそういう話もありますが、本質的な解決に繋がっていないためここでは割愛します。
つまり「時間が無い医者」にならないためには、労働時間を減らせば良い。
忙しく働く事をやめてしまえば良いわけです。
なぜ医者は忙しく働かなければならないのか?
では、医者はなぜ忙しく働かなくてはならないのでしょうか。
仕事がたくさんあるから、というのは1つあります。
医者がやるべき仕事はたくさんあるので、医者として普通に働こうとすれば、それなりに忙しい仕事しかありません。
打開策としては、なるべく家事はアウトソースするという事くらいでしょうか。
2つめの理由は、お金が無いからです。
人はお金が無いから、働かないと生活できないから、働きます。
医者も例外ではありません。
もしお金があったら、そんな過酷な労働条件で働く事を拒否する事ができます。
お金があれば働かなくても死にはしませんので。
お金があれば

と労働を拒否する事ができます。
そして雇い主である病院側と、労働条件について交渉する余地があります。
交渉する勇気、余裕を持てます。
結局のところ、労働によって時間が失われてしまう根本的な原因は、お金です。
お金がないから、働かなければならない。
働かなければならないから、与えられた労働条件を飲むしかない。
与えられた労働条件で働くから、長時間労働になって時間が無い。
こうしていつのまにか、時間は失われ人生が消耗していきます。

「時間が無い医者」にならないために
この連鎖を断ち切るには、やはりお金が必要です。
お金があれば、自らの労働条件を改善できます。
もちろん、国の指導によって労働条件が改善したり、業界全体の変化を待つというのも1つの選択肢でしょう。
しかしこれらは受動的な変化であって、待っててもいつになったら改善するのか、目処が立ちません。
自ら現状を変える事ができる唯一の力、それが経済力です。
「時間が無い医者」にならないためにできる事、それは「お金を持つ」事です。
せっかく医者になったのだから、効率良くバイトで稼ごう
ではどうやってお金を稼ぐのか。
手っ取り早くて医師なら誰でもできるのが、バイトです。
医師免許さえあれば、バイトをする事で1日数十万のお金を稼げます。
しかも今の時代は、バイトの情報をインターネット経由で得る事ができます。
昔は医局がバイト先を牛耳っていたので、医局にペコペコしないとバイトに行けませんでした。
しかしインターネットの発達により、バイト案件がネットで流れ始めます。
勤務医にとって、バイトで稼ぐにはもってこいの環境になりました。
せっかく医者になったのですから、バイトをして効率良く稼いで、お金をコツコツ集めましょう。
他にも株式投資、不動産投資、ビジネスなどもあります。
しかし何をするにしても、まずはタネ銭が必要です。
1000万くらい自由に使えるお金をバイトで貯めて、そこからその道には進むべきですね。
医者の「時間が無い」は自己責任である
多くの勤務医は時間が無い、これは1つの真実です。
とはいえ、僕個人としてはこう思います。
医者が言う「時間が無い」という発言は、全て自己責任である
と。
なぜならば過去の自分がした選択の結果、今があるからです。
今の労働環境に甘んじなければならない、不自由に強いられている労働から解放されない理由は1つ。今の自分に経済力が足りないから。
今の自分に経済力が無いのは、過去の自分のせいです。
しかしながら、過去を悔いても仕方ありません。
まずはそれを受け入れた上で、可能な範囲で経済的に豊かになる事を目指して動きましょう。