株式投資を始めるにあたって
元金をいくらにするべきなのか?
気になりますよね。
僕は50万円くらいから始めましたが、一体世の中の人はどれくらいの元金で始めているのでしょうか。
株式投資は元金いくらから始めた?
Twitterにてアンケートを実施しました。
結果は以下の通り。
皆様にお尋ねします。
株式投資を始めた時、投資用の元金は幾らでしたか?
— ラス@お金の外来 (@3n4rs) 2019年5月25日
図にすると以下の通りです。
- 50万円以下…111票(40%)
- 50〜100万円…39票(14%)
- 100〜500万円…52票(19%)
- 500万円以上…75票(27%)
有効回答数、277票
完全に二極化しましたね。
若干の予想はしていましたが、まさかここまで顕著だとは思いませんでした。
株式投資の元金は「若年×少額」か「中年×多額」に分かれる
おそらく「50万円以下」の元金で始めた人達は、若いころに株式投資を始めています。
若くして始めたかったからこそ、元金が貯まるのを待てなかったのでしょう。
僕もそうでした。
もちろん中には、資金はあるが怖いからあえて少額から始めた、という慎重な人も含まれているかもしれません。
逆に500万円以上から始めた人は、ある程度年齢が上の人でしょう。
実家が資産家でもない限り、若くして500万円以上の余剰資金を手にいれるのは容易ではありません。
つまり、株式投資を始めた人で多いのは
- 若年=少額スタート
- 中年=多額スタート
の2つだと予想されます。
どちらが良いのでしょうか?
株式投資を始めるなら50万からがオススメ
個人的に、株式投資を始めるならば少額からが良いと思います。
具体的には50万くらい。
なぜならば、50万という金額は
- 買えない銘柄は中々無い
- 単元10万円くらいの銘柄を複数保有できる
という意味で「必要十分だから」です。
逆にアンケート結果にあったような、初心者にも関わらず500万円以上の自己資金を投入できる人は、なかなか肝が座っていますね。

50万スタートでも信用取引はNG
しかしながら、莫大な利益を出さないと満足しない人にはオススメしません。
たった50万でプラス50万(=+100%)とか、ですね。
理由はたった1つ。
そのうち信用取引に手を出すからです。
信用取引とは、つまりは「お金を借りて持ち金の何倍もの取引をする事」で、利益が出れば莫大です。
しかしながら元金がゼロになるだけでなく、マイナスになるリスクも存在しています。
ハイリスクハイリターンです。
当たり前ですがこのような投資スタイルは、初心者が手を出すべきではありません。
キチンと経験を積んで、ある程度自信を持って挑める段階になって初めて使って良い手段が、信用取引です。
株式投資を始めるにあたって読むべき本
手元の資金が50万で、信用取引をしない場合のリスクは限定的です。
それほど得もしませんが、それほど損もしません。
最大損失でも50万円が消えて無くなるだけ。
このような状況下であれば、それほど勉強しないで挑んでも良いでしょう。
損失は出すでしょうが、勉強代だと思えばそれほどです。
しかしもし、数百万円以上の資金で株式投資を始める場合、それなりに勉強してから挑むべきです。
下記の記事に、株式投資を始めるにあたってオススメの本をまとめてあります。
株式投資に関する本は、少なくとも100冊以上は読んできました。
その中から10冊、初心者の人向けで役に立つと思う物を選りすぐったリストです。
随時更新していきますので、ぜひ1度目を通してみてください。