医師が経済的自由を得る方法

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医師として忙しく働いていると、ふと思う事があります。

お金に縛られず好きな事やりたいな

と。

 

医師こそ経済的自由を得る事のメリットが大きい

本来であれば医師免許があるんだから、いつでも仕事はあるわけで、好きな事をやれば良いのです。

しかし医師として文句を言いながらも働いていると、目の前の患者さんに集中して1日が終わり、また1日が終わる。

それを繰り返します。

いつの間にか生活レベルがある程度まで上がって、生活を維持するために医師としての給料が必要になります。

何年か医師として働くと、いつの間にか「生きるのに必要なお金を稼ぐ手段である事のウェイト」が、上がっていくんですよね。

それありきで何年も生きてるから。

人生に「お金と医師免許」が、馴染んでいってしまう

医師として働いていると嫌な事もしないといけません。断る勇気を持てば良いのですが、徐々にそれも無くなっていきます。

そうしてある時医師は

ああ、お金さえあればお金のために医者をやらなくて済むし、自分が本当にやりたい医療ができる

と思うようになります。

これは別に医療に限った話ではありません。

人生まで拡大できる話だと思います。

やろうと思えばできるのに、勇気がなくて本当に自分がやりたい事をやれず、時間だけが過ぎていく。

その勇気の裏付けとなる、後押しになる保証になる経済的基盤。これを欲するのはなんら不自然ではありません。

むしろ医師のような職業こそ、経済的な問題を一切気にせずやりたいのではなないでしょうか

 

医師が経済的自由を得る方法

医師が経済的自由自由を得るにあたって、重要なのは以下の2項目だと思います。

  1. 医師免許に頼るか頼らないか
  2. 自分が働くかどうか

の2つです。

これらをマトリクスで表示すると、下記のようになります。

  1. 医師免許に頼る×自分が働く=スーパー勤務医
  2. 医師免許に頼らない×自分が働く=事業主(創業期)
  3. 医師免許に頼る×自分は働かない=開業医、不動産投資家
  4. 医師免許に頼らない×自分は働かない=株式投資家、事業主(成熟期)

1つ1つ吟味してみます。

 

1、スーパー勤務医になって超高給取りになる

スーパーな勤務医になる事で医師としての労働収入を極端にまで高め、経済的自由に必要な経済力を身につける方法です。

おそらくこれから、難易度の高い誰にもできるわけではない手術のような侵襲手技ができる医師の給料は上がります。

アメリカのように。

そのカラクリは、そういった高難易度の手技を身につける医師の数が減っている現状があります。

外科、脳外科、心臓外科などの医師になる人材がなかなかいません。大変な割に他科と同じ給料なのですから、当たり前です。

この手の医師を国は増やすために、高難易度の手技の保険点数は上がるでしょう

保険点数が上がれば、その手術や手技ができる医師は病院にとって稼ぎ頭です。病院からすれば喉から手が出るほど欲しいと。

結果、彼らのような稼ぎ頭の医師は高い給料で色んな病院に引っ張られるでしょう。

もちろん今でもそれは多少ありますが、より今後顕著になると僕は予想します。

これが、単なる勤務医としての労働だけで裕福になる、たった1つの方法です

この方法の問題点は、不確実な事です。

10年努力したがスーパー勤務医にはなれませんでした

では困ります。

この道の最大のリスクは、時間と労力の投資が莫大な事です。

そして結果は保障されません。

時間は戻せませんから、この道の経済的な潤いはあくまで副次的なものと考えるべきで、経済的自由を狙ってこの道を選ぶのはナンセンスでしょう

個人的には、コスパの良いバイトをしまくって稼いで蓄財して、投資家に転身する方が良いと思います。

まとめると

  • 投資する物=時間、労力
  • リスク=不確実性が高い、自分が病気やケガで働けないと収入が無い(自分の労働力に100%依存)

です。

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2、開業医になって医師免許という参入障壁を持つ事業を作る

医者で金持ち、という想像でまず思い浮かぶのが開業医ではないでしょうか。

この道は、医師免許に依存しつつ、自分の労働以外の労働力を雇って利益を上げる1つの事業を起こす道です。

医院開業はは医師免許が無いとできない、参入障壁があるビジネスです。参入障壁は医師免許によって担保されています。

よってこの道の弱点は、医師免許に完全依存しているという点です

何らかの理由で医師免許がなくなった場合、事業継続が難しくなります。

今後もし医師免許が更新制にでもなれば、何としてでもそれを維持しなければならないため、大きなコストを支払う事になるでしょう。

また経営的なリスクもあります。

基本的に借入金が必要ですし、看護師やスタッフを雇う必要があり、彼らを育てる必要もあります。

経営者としての才能も必要になるでしょう。

逆に労働者の労働力をうまく活用する事ができさえすれば、大きな利益を上げる事ができます

仕組みさえ作れば、自分が働かなくとも「雇われ院長」を雇えばで十分利益を上げる事ができるでしょう。

そして何より、自分のビジネスの値段を国が決めている事が最大の弱点です。

国民皆保険制度が続く限り、開業医の医療サービスの値段は国が決めます。

商品の値段を自分で決められないのは1つの大きなリスクです。

そういう意味では、自由診療の領域の方が経営上は良いかもしれません

まとめると

  • 投資する物=借入金
  • リスク=医師免許依存、経済的レバレッジ有、商品の値段が国に決められる

です。

 

3、医師の社会的信用を使った借入金で不動産投資事業を行う

いわゆる不動産投資を行う道です。

不動産投資は投資というより事業という側面が強いので、このような見出しにしました。

この道はまず医師免許ありきです。

医師という社会的信用をお金に換え、そのお金で不動産賃貸事業を行なっているだけです。

そのため医師免許が無くなったり、医師免許に対する銀行からの社会的信用が無くなった時、この道は閉ざされます。

開業医と同じく借入金があるので、経営的なリスクも同じく存在します。

この道は成功すれば経済的自由になるのは比較的早いと言えます

なぜならば不動産という、自分の労働以外にキャッシュを生む機械を手に入れているからです。

しかしながら、失敗して痛い目を見ている先人もたくさんいます。

医師が不動産投資で失敗する3つの理由

借入金によるレバレッジがあるので、失敗すれば莫大な損失を被ります。

まとめると

  • 投資する物=借入金
  • リスク=間接的医師免許依存、経済的レバレッジ有

です。

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4、勤務医をしながら株式投資を行う

勤務医を続けながら、株式投資を行う道です。僕もこの道を歩んでいます。

この道は手元の資金が一定以上無ければできません

また株式投資は不動産投資と異なり、基本的に借入金が無いため取引としては小さく、大きく儲けるのは難しいと思います。

もちろん、凄腕のデイトレーダーなど一部の人は例外です。

ただ逆に言えば、不動産と異なり借金をかかえて破産、みたいな事には基本なり得ません(信用取引をしなければ)

資産構築のスピードがゆっくりで地味、というのがこの道の難点だと言えるでしょう。

しかしながら、医師にはバイトという大きな収入源があります。

僕も初期研修終了後は、バイトを頑張ってお金を稼いで、そのお金を株式投資である程度増やしてから不動産投資へと移行しました。

「初期の資金集め」のために医師がバイトに精を出すのは、再現性も高く誰にでもできます。

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まとめると

  • 投資する物=自己資金、時間
  • リスク=経済的自由が未来に先送りされてしまう

です。

株式投資の初心者にオススメしたい本10冊

 

5、勤務医をしながら別の事業を持つ

勤務医として働きながら、自分の事業を持つ道です。

この場合、事業は医院開業以外とします。

この方法は、基本的に医師免許に依存しません

また事業の初期は多くの場合、自分の時間と労働力を投入する必要がありますが、ある程度育ってきてバイトや外注先との取引がスムーズになると、概ね自動化できる部分が増え、自分の負担はほとんどなくなります。

執筆活動、発明、知的財産による収入も、ここに含まれます。

この方法は個人的には楽しいですし、事業内容にもよりますが借入金も必要としない場合がほとんどです。

僕もサイトを複数運営していて、外注したりバイトに記事を書かせたり取材に行かせたりしていますが、1年くらいで割と起動に乗りました。サイト運営は手軽に始められるのでオススメです。

と、一見するとこの道は良さそうに見えます。

しかし、この方法唯一の問題点は、難易度が高い事です。

当たり前ですが、医院開業とは異なり医師免許という参入障壁を持ちませんから、競合がひしめき合っています

例えば何も考えずにカフェや蕎麦屋なんて開業してしまっては、それはそれは大変な思いをするでしょう。レッドオーシャンです。

明確な参入障壁が無い中で、いかに自分に有利な、間接的な参入障壁があるブルーオーシャンを見つけるのか

これがキモだと言えます。

その辺りの話に関してはnoteに書いてありますので、興味のある方はどうぞ。

まとめると

  • 投資する物=手持ちのお金(場合によっては借入金)、時間、労力
  • リスク=成功難易度が高い

です。

 

医師が経済的自由に近づく道は多種多様

僕が最近感じるのは、医師が経済的自由に近づく道は本当に多種多様だという事です。

それだけ医師は恵まれているのだと思います。

実際

  • 医師免許を使えば参入障壁になる
  • 銀行にお金を借りるのは比較的容易
  • 節約してバイトをすればタネ銭ができる

と、恵まれています。

実在する人で言うと、忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術で有名な、株式投資家Dr.Kさんのような存在もいるわけです。

一方で医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパスで有名な、自由気ままな整形外科医さんのような存在もいます。彼は不動産投資家です。


医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

道は本当に多種多様で、どれをどう組み合わせても良いと思います。

自分の能力、性格から考えて、自分に向いていそうな事から始めれば良い。

大事なのは、自分に合った方法を見つけてそれを続ける事だと、信じています。

将来の自分が過去を振り返って、後悔しないよう努力を続けたいものです。

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