僕は記事執筆時現在、20代の若手の勤務医です。
総資産は約4000万円、純資産が約2000万円で、負債が約2000万円です。
実質的には負債をいつにでもゼロにできるので、非常に健全なバランスシートです。
単なるフツーの勤務医で、とりあえず20代のうちにここまで到達する事ができました。

今回は、僕が思っている「勤務医のままお金持ちになる」という事についてです。
フツーの勤務医のままお金持ちになれるのか?
そもそも勤務医のままお金持ちになれるのか、という問いに対する答えはイエスです。
勤務医のままお金持ちになれると、今の僕は確信しています。
とはいえただガムシャラに働けば良いかというと、そうでは無いでしょう。
僕が思う「勤務医のままお金持ちになる方法」は、以下の手順で行わなければなりません。
フツーの勤務医のままお金持ちになるには、まずタネ銭を作れ
まずは何をするにもタネ銭を作らなければなりません。
目標は1000万円。
1000万円の現金があれば、投資の元手としては十分ですし、不動産も5000万円くらいの物件までなら購入可能です。


何をするにも、まずは1000万円を貯めましょう。
どうやってタネ銭を作るのか?
タネ銭を作る方法はシンプルです。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
この2つを同時で行えば、タネ銭を作る事ができます。
本当です。
収入を増やすのは簡単です。バイトをしましょう。
せっかく医師免許という、大きな人的資産を持っているのですから、高値で換金できる間に換金してしまった方が良いですよ。
僕の場合、暇なときに単発バイトをねじ込んでいます。
支出を減らすのも、簡単です。
- 保険は可能なかぎり入らない
- 大きな支出、定期支出はクレジットで払う
- 法律に則った税効果を得る
- 賃貸に住んで家賃補助をもらう
の4つを同時に行えば、支出を減らしタネ銭を作る事ができます。
本当です。
しかもこれらの方法は「1回始めてしまえば手間がかからない」方法です。
保険は入らなければ、あとは寝てるだけ。
クレジットカード払いも、サインだけしてあとは寝るだけ。
税効果については少し勉強して知識が必要ですが、1度手にした知識は消えません。
家賃補助も、最初の申請書だけ書いてあとは寝るだけです。

フツーの勤務医のままお金持ちになるには、計算されたリスクを取れ
タネ銭が貯まったら、次にやる事はそのタネ銭を使ってリスクをとる事です。
単にリスクを取るだけだと1000万円が溶けてしまいます。
きちんと計算されたリスクを取りましょう。
具体的には
- 事業
- 株式、FX
- 不動産投資
の3つのどれかでしょう。
タネ銭を事業に投下する
これはと思うビジネスアイディアがあるのであれば、1000万円を投入しても良いかもしれません。
例えば2019年はタピオカドリンクが大流行しました。
クソみたいな原価なのですが、1杯500円でアホみたいに売れてます。
中には「タピオカ入れ放題」というキャッチコピーで売り出していて、ぼろ儲けです。実際はドリンク部分よりもタピオカの方が原価が安いので、客がタピオカを入れてドリンク部分が減れば減るほど、むしろ儲かるというシステムです。
原価がクソで大した設備が不必要で開店できてしまうので、様々な人が参入しています。
いずれは飽きられるでしょうが、その間までに投資金額を回収できてしまえばオッケー。
このように、昨今はスマホとネットの発達により「なんとなくオシャレな流行」が爆発的にヒットする可能性があります。常にアンテナは光らせておいて損はしません。
タネ銭を株式やFXに投下する
次は一般的に「投資」と言われる、株や外国為替のトレードによって収益を上げる方法です。
この方法を目指すのであれば、タネ銭を貯めると同時に、少額から投資を始めて経験と知識を蓄積していく方法をオススメします。
間違っても1000万貯めて、ちょっと勉強したくらいの状態で全額投下しないで下さい。
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タネ銭を不動産に投下する
最後はいわゆる不動産投資です。
僕は最初に株式を触って、最後にこの方法を選びました。
株式は確かな利益を出しましたが、株式市場全体が停滞し始めるとなかなか成果を出せませんでした。
そうして不動産投資に舵を切ったわけですが、実際には1円もタネ銭を不動産に投下していません。
タネ銭を「見せ金」にして、銀行から信用してもらい、お金を借りて物件を購入しました。
僕自身は1円も払っていません。
いざという時の保険としてタネ銭を残しつつ、銀行の信用を得る見せ金としてタネ銭を使っています。

フツーの勤務医のままお金持ちになるのに、裏ワザは無い
勤務医のままお金持ちになるのに、一発逆転の裏ワザのようなものはありません。
バイトをし、支出を減らし、タネ銭を作る。
タネ銭を自分の得意な分野で、計算されたリスクの元に期待値の高い方法で投下する。
同時進行でバイトもやめず、医師免許をコツコツ換金する。
徐々に規模が大きくなってきたら法人化して、税効果を得られる方法を考える。

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むしろ「タネ銭を作る」という点においては、医師は恵まれています。
若くして人的資本を高値で売れる職業なんて、他になかなかありません。
もちろん、勤務医のままお金持ちにならなくても、開業してお金持ちになる事もできるでしょう。
人を雇うのが面倒くさいので、僕はやりませんが。

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