たまにTwitterとかで
勤務医やりながら、どうやってプライベートカンパニー作れば良いんですか?
という質問が来ます。
今回は、プチ流行っているっぽい、勤務医のプライベートカンパニーについてです。
勤務医がプライベートカンパニーを作る上で最大のハードル
勤務医がプライベートカンパニーを作る上で、最大のハードルになるのが「法人利益を上げる事」です。
つまり
- 医者としての労働以外で、何かしら事業収益を上げる
事が、最大のハードルです。

僕が思うに「勤務医がプライベートカンパニーを作る」のは、目的ではなくあくまで結果であって、仮にそれを目的にするならば、目標は「事業収益を作る事」のはずなんですよね。
その情報を拾わずに、不動産コンサルタントモドキに半ば騙されて、わけのわからん不動産買わされたりしている勤務医の方、結構多い印象です。
勤務医がプライベートカンパニーを作る、って言うけどそれって
- 自分で事業を作る
- 事業収益をあげる
- 収益を安定化させる
という事であって、まずはその自覚を持って、時間と労力を投入する。
そこからだと思います。
勤務医がプライベートカンパニーを作るメリット
勤務医がプライベートカンパニーを作るメリットは、大きくは税金です。
詳しくは勤務医はまず事業所得を作れへどうぞ。
また、実際にやってみて感じたメリットは
- 財務諸表を自分で動かす体験ができる事
- 他職種と触れ合える事
です。
特に、今まで財務諸表という、静的な数字でしか見えなかったものが、自分の行動と数字を照らし合わせる事で、動的に見えるようになりました。
これは個人的には大きなメリットです。
また、僕の場合は
- 各ウェブメディア担当者
- 広告運営担当者
- 外注ライターさん
- 不動産仲介業者
- 不動産管理会社
- プロパンガス会社
- 銀行
- 司法書士
- 税理士
など、普段勤務医として働いているだけでは、あまり仕事上関わりの無い方々と仕事をさせてもらい、大変嬉しく思います。
何より楽しいです。
飲みに行ってぶっちゃけ話をして、少し世界が広がります。
特に税理士の先生とは仲良くさせて頂いており、プライベートカンパニーを作るメリットここに極まれり、という感じです。

勤務医がプライベートカンパニーを作るデメリット
勤務医がプライベートカンパニーを作るデメリットは
- ランニングコストがかかる事
- 事業運営に時間と労力が取られる事
- 1度作れば、簡単にはやめる事ができない事
です。
詳しくはとある医師が法人設立をした理由へ。
勤務医がプライベートカンパニーを作るなら、まず勉強して実行
僕は最初にブログから始めて、インターネット広告と出会い、複数のウェブサイトを運営するようになってから、規模を拡大、利益が増え安定化してプライベートカンパニーを作りました。
先立って事業収益がありました。
そこから不動産賃貸業を追加し、今に至ります。
勤務医がプライベートカンパニーを作る上で必要なのは事業収益ですから、まずはそれを得るための努力をして、実行しましょう。
僕の場合、研修医の頃はブログを書きながら、不動産や税金の勉強をしていました。
とはいえ、勤務医はただでさえ忙しい存在です。
事業収益が上がっても、実際の医師としての時給よりも低くて、時間を定期的に投入しないといけないようでは、意味がありません。
ある程度狙う事業収益を定めてから、行動しましょう。
その辺りの事については不動産賃貸、広告…医師である僕がストックビジネスを選んだ理由や起業家医師の、暇な当直の過ごし方へ書きました。