不動産投資で
築古の物件を購入したは良いが、何から手をつけて良いかわからない
という方は結構多いのではないでしょうか。
もちろん、個人のDIYレベルにもよりますし、一概には言えないのですが、僕としてはまず「ステンレスのサビ取り」をやってみる事をオススメします。
ステンレスのサビ取りをして物件価値UP!
不動産投資をいざ開始、しかし購入した物件が
- 1回も修繕していない築15年くらいまでの物件
- 1回修繕しただけの築25年くらいの物件
とかだと、やはり外壁のチョーキングや、ステンレス部分のサビが目立ちます。
こんな感じです。
サビにくいステンレスでも、時間経過とともに少しずつサビてしまいます。古い感じが、滲み出てしまいますよね。
これを、自前でササッとサビ取り。こうなります。
いかがでしょうか?
ピカピカで古い感じが一蹴されますよね。流石に新品とまではいきませんが、かなり印象は違うはずです。
不動産投資において、やはり物件の持つイメージや清潔感は大事だと思います。これらを保つという意味で、ステンレスのサビ取りは有効です。
ステンレスのサビ取りに必要な道具
ステンレスのサビ取りに必要な道具は、主に以下の2つです。
ビアンコジャパン ステンクリーナー SS-101 300cc
3M スポンジ研磨材 5085 114X140mm #1200-1500相当 10枚入り
この2つで、サビをとって擦り取ります。
加えて僕は、シリコーンスプレーでコーティングもしました。
KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ- (420ml) [ For Mechanical Maintenance ] 潤滑・離系剤 [ 工具箱の必需品 ] [ KURE ] [ 品番 ] 1046
あとは雑巾、手袋があればできます。
ステンレスのサビ取り、具体的な手順
簡単です。
- 汚れ落とし
- ステンクリーナーを吹きかけ、マイクロファインで擦り取る
- 水拭き
- コーティングスプレーを吹きかける
- 乾拭き
以上、5ステップです。
まずは軽く表面を水拭きして汚れを落とします。
次に、ステンクリーナーをサビに吹きかけて、マイクロファインでステンレスのサビを擦り取ります。
サビが取れたら、もう1度水拭きして汚れを落とします。
乾燥したら、ステンレス部分をシリコーンスプレーでコーティング。
乾いた雑巾で乾拭きして、完成です。
ステンレスのサビ取り、注意点
ステンレスのサビ取りでの注意点は、それほどありませんが、唯一あるとすればステンクリーナーのニオイでしょうか。
乳酸やクエン酸を含んだ成分ですので、酸っぱいニオイがします。
あまり良いニオイでは決してないので、必ず水拭きして良く拭き取る事をお忘れなく。
またシリコーンコーティングは撥水性が高く光沢も出ますが、細かい粒子(砂埃など)はつきやすくなります。
砂風が舞やすい地域の物件には適さないと思いますので、あしからず。
ステンレスのサビ取りは誰でもできます
1K×4戸、1棟アパートのステンレスのサビ取りを1人で素人がやって、2時間くらいです。
- 郵便受け
- 階段の手すり
- 各部屋のドア周り
を全て、サビ取りしてコーティングして、これくらいの時間でした。
経済的コストとしても数千円(割ると1棟あたり1000円くらいかもしれません)で、大した事ありません。
大きな内装工事と異なり、失敗のしようがない(?)ですし、初心者大家には向いていると思います。
