株とFXはどっちがいい?→違いを比較すれば圧倒的に株

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投資を始めよう、と思って色々調べていくと、おそらく

  • 不動産
  • FX

あたりに辿り着くと思います。

不動産は基本的に借金をしなければなりませんし、なかなか手軽には始められません。

となると株かFX、という事になります。

僕も学生時代にFXのバーチャルトレードをやってみましたが、まあうまくいきませんでした

雰囲気でトレードしていたんで、当たり前でした。

その後社会人になってからはリアルマネーで株式市場へ。

僕がFXではなく株を選んだのには、明確な理由があります

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株とFXの違いを比較してみる

株とFXの違いは

  1. 投資対象の価値
  2. テクニカル指標
  3. 全体のパイの成長
  4. 取引可能時間
  5. 政府の介入、政治的ニュースの影響度合い

の5つです。

 

1、株式は投資対象の価値が明確

株式投資で保有する「株」は、会社の経済活動によって利益を生み出し、その利益の一部をもらう事ができます

一方FXで保有する通貨は、基本的に金利しか生みません。

僕が株式を投資対象とした大きな理由はこれです。

株には様々な価値があります。

会社の資産を株数で割ると、1株あたりの資産が算出されます。これは会社が解散した時、株主に還元されるお金です。

また会社全体の利益を株数で割ると、1株あたりの利益が算出されます。この利益のうち2〜3割は株主に配当として還元される事が多いです。

このように、株には明確な価値が存在しています

結果的に他の株と比較する事ができ、割安か割高か、成長性が織り込まれているか織り込まれていないか、自分の中で納得した価値を計算する事ができます。

いわゆるファンダメンタルズというやつですね

一方FXの投資対象は通貨で、価値は相対値です。

1ドルの価値は、日本円と交換するなら110円の交換レートで交換できる。1ユーロは140円と交換できる。その場その場での相対的な需給で価値が決まります

厳密にいえば株式も相対的な需給で価値が決まりますが、1年で100円の配当を出す株が100円に値下がりする事はありえません。それじゃあ利率100%ですかね。

つまり株式は、値幅の制限の予想がつくわけです。それは裏付けされた価値を反映しています。

一方通貨は、国という信用価値を表現していますが、これはなかなか定量化しにくいため、はっきり言って値幅が予想できません。

結果リスク管理ができません。

会社という経済活動を行う組織、それに裏付けされた絶対的な価値を持つ株を持つ事は、下手な国の通貨を持つ事よりも、僕は安心できます。

為替の変動はプロでも読みにくいらしいです

 

2、FXはテクニカル指標が豊富

では為替、つまりFXは何を基準にして取引するのか。

それはテクニカル指標です。

テクニカル指標とは、基本的には過去の値動きに対して様々な見方、分析を加えて未来の値動きを予想するための材料の事です。

このテクニカルを指標をもとに投資する事を、テクニカル投資と呼びます。

先ほども申しましたように、株式と異なり通貨には裏付けされた価値がありません。一応国に対する信用という、フワフワした裏付けがありますが、その信用は定量化できません。

そのためトレード方法を決定する材料は、テクニカル指標です。

結果、FXの方がテクニカル指標が豊富にあります

逆にいえばテクニカルを学びたければ、FXは勉強になると言えるかもしれません

株式の場合、会社がいくら儲かっているとか、借金がいくらあるとか、株を「お金を生み出すマシーン」だと考えた時に、その株にどれくらいの価値があるのかも考える必要があります。この時の価値をファンダメンタルと呼び、テクニカルとは対称的な位置付けとされています。

株式投資はこのファンダメンタルを無視する事ができません。

例えば1株で100円しか利益を生んでいない会社の株が、1億円で売られていても買うのをためらってしまいますよね。

中には株式でテクニカル投資のみ行う人もいます(僕もたまにします)が、長期的には機能しません。

株式の場合ファンダメンタル+テクニカル、という事になるので、必要な知識や調べなければならない項目がFXに比べて増えます。

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3、株式の世界はプラスサムゲーム

やる事が多いのになぜ株式投資を選ぶのか。

それは株式の世界がプラスサムゲーム、FXの世界がゼロサムゲームだからです

地球は基本的に経済成長を続けてきました。多少の波はあるものの、年間の平均経済成長率は3%程度だと言われています。

その利益を吸い取る資本家側の仕組みである株式投資の世界では、平均成長率が4〜5%だと言われています。

つまり株式投資の世界で真ん中、偏差値50の取引をしていれば年4%程度のリターンは可能です

実際、株式の配当利回りは平均して3%程度ですし、年間の株価上昇が平均1%だとすれば合計4%になりますね。

一方FXの世界は経済成長もクソも無いので、全体のパイは広がりません。ゼロサムゲームです。手数料の分むしろマイナスサムとも言えます。

つまり目をつぶって適当に無限回取引したと仮定すると、FXはマイナスになるはずですが、株式ではプラスになります。

これも株式がFXに比べて有利な大きなポイントです。

プラスサムという事は、期待値が高いという事

 

4、株式は取引可能時間が限られる

これは人によってメリットにもデメリットにもなりますが、基本的に株式は市場が開いている時間しか取引できず、FXは24時間365日取引可能です。

いつでもトレードできる方が良いという人もいるでしょう。

夜くらいゆっくり寝たいから、夜はトレードできない方がありがたい、という人もいるでしょう。

 

5、FXは政府の介入、政治的ニュースの影響度合いが大きい

通貨の価値を裏付けているのは、政府の信用です。

政府の信用を揺るがすようなニュース、戦争、国際問題が発生した場合、為替は大きく動きます

結果、政府の介入や政治的ニュースによって、大きく値が動きます。

一方株式の場合、対象は1つの企業に過ぎません。政府の介入や政治的ニュースの影響を受けない事もありませんが、頻度が圧倒的に少ない。

もちろん

  • 景気循環型
  • 輸出入企業

の場合、為替並みに動く株もあります。

FXは政治的なニュースによって大きく動き、かつ24時間取引されているため、基本的に24時間365日監視していなければなりません。

ニュースに踊らされている気分になります

 

株とFXはどっちがいい?→違いを比較すれば圧倒的に株

総合して株とFXは一体どちらが良いのか、という質問に対しては、僕は株だと答えます

自分で納得できる価値で買う事ができる事。

プラスサムゲームで、退場せず参加し続ければ基本的にはトータルでリターンを生む事。

時差のある国の要人が、日本の真夜中に重大な会見を開いたりする事で、夜も眠れない、という事が基本的には無い事。

どれを取っても株式の方がストレスが少ないと思います

ただファンダメンタルについての勉強、最低でも決算書を読める程度の知識は必要で、勉強するべき内容はFXに比べると多い、というのは事実です

その分の労力を差し引いても、株式の方がトータルストレスは少ないと、僕は思っています。

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しかしながら、あくまで為替リスクをヘッジするためだけならばFXは有効です

為替リスクをヘッジしようとして、外貨預金なんてやってはいけません。

それについては下記記事。

外貨預金はするな!FXでよりおトクに為替変動リスクをヘッジする方法

 

本当の天才はチャートから投資家の心理を読み解く

しかし株式のテクニカル投資やFXなど、ゼロサムであるはずのテクニカルトレードで大きな利益を上げる個人がいる事も事実です

彼らがなぜそれほど勝てるのか、それは僕にはわかりません。

ですがいくつかの本を読むと、過去の値動きやチャートから「市場参加者の心理を読み解く事ができる」ようです。

株式市場に参加している人間が、どういう心理状態で何を考えているのか、わかればそれはトレードをする上では反則に近い能力ですよね。

ジャンケンというゼロサムゲームで「次相手が何を出そうとしているかわかる」としたら、まあ勝ちますもんね。100%わからなくても、80%わかれば期待値的には十分で、試行回数を重ねれば大数の法則により期待値通りのリターンになるでしょう。

実際に彼らは高い再現率で市場参加者の心理を読み解き、ゼロサムゲームで勝ち続ける事ができます。

しかしそれは常人にはできませんし、ましてや初心者がいきなりできるわけがありません。

初心者であればあるほど、僕は株式の方が良いと思います

株式投資初心者にオススメの本について、別の記事に書いたので興味のある方はそちらもどうぞ。

株式投資の初心者にオススメしたい本10冊

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