医者の貧乏は、戦略不足か単なる怠慢

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最近は、本当にお金の事について真剣に考えている若手の医師が増えましたね。

僕のTwitterのフォロワーさんを見ても、医学生から研修医まで、結構多いです。

先日こんなツイートをしました。

結構大きな反響があって驚きました。

 

医者としての労働を少しずつ減らしていく

実際のところ、僕は4月に入ってから医者としての仕事をかなりセーブしています。

その代わりに不動産仲介屋さんに立ち寄ったり、物件の調査を行ったり、税理士さんのところで計画を練ったり、新たなサイトの立ち上げをライターさんと行っています。

医者としての労働は少しずつ減ってきて、それ以外の労働が増えました。

ですので、トータルでそれほど暇にはなっていません。

先ほどのツイートにもありましたように、事実上の手残り収入は増える計画です。

これは僕の描いていた戦略であり、今の日本の税制に適応した結果です。

ルールが変われば、そのルールに適応するまで。

どんな環境にだって適応するためにも

  1. 新たな変化を察知する
  2. 新たな変化を勉強する
  3. 体力をつけるため運動は欠かさない

この3つだけは死ぬまで続けるつもりです。

関連記事:経済的自由を得て早期リタイアする…FIREムーブメントの本質

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医者「不動産投資や事業を始めたいけど、貧乏だからできません」

さて、結構僕のところに寄せられるメッセージとして

不動産投資を始めたいのですが、お金がありません…どうするべきでしょうか?

お金が無いので事業が始められません、まずは投資で増やすべきですか?

という類のメッセージがよく送られてきます。

投資や事業に限らず「お金が無いので○○できません」系です。

知らんがなって感じなので、スルーしているのですが。

僕個人の意見としては、お医者さんの「お金がない」は戦略不足か、単なる怠慢です。

 

医者の貧乏は戦略不足である

医者として奮闘しつつも、何となくお金を使って、何となく車を買って結婚して家を買って…というお医者さんは多いと思います。

医者として日々研鑽を積んでいると、忙しさにかまけて他の事が疎かになってしまうのも、わかります。

しかしながらその忙しさ、科の選択や生き方も含めて「人生の戦略」ではないでしょうか。

本当に経済的自由を達成して、FIREを目指すのであれば、人生そのものを「お金と時間」ベースで考えて、戦略的に選択しなければなりません。

なんとなく研修先病院を決めて、なんとなく専門科を決めて。

なんとなく結婚して、結婚相手が働かなくて浪費家で。

この時点で戦略不足により敗色が濃厚です。

しかしながら、過去を嘆いても仕方がありません。

この状況から「お金がない」段階を脱するには、それなりに大きな賭けに出る必要があるでしょう。

例えば、空室だらけの築浅RCを安く買って、何が何でも満室にして大逆転を狙うとか。

何かを捨てる覚悟を持って、大きな賭けに挑み、過去の戦略不足を補えるよう、戦略を練り直し努力を重ねる必要があるでしょう。

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医者の貧乏は単なる怠慢である

人生戦略的にミスを犯していない状況で、医者でありながら「お金がない」と言うのは、単なる怠慢でしかありません。

結婚相手が浪費家ではない。精神的身体的に健康で、日常生活には問題ない。

まだ家は購入していない。

ローンはまだない。

つまりこの時点で大きな選択ミスはしていないという事。結構な事です。

であるならば、医者でありながらお金がないという状況は、看過されません。

可能性は2つあって

  1. お金を使い過ぎ
  2. お金を稼がなすぎ

のどちらかです。

 

まずはお金を使い過ぎている場合、それを改善するべきです。

 

次に、医者なら黙ってバイトをしましょう。

1億の物件に手を出すとして、物件価格の10%をいざという時の準備金としてプールしておくとします。

1000万円、自由に使える余分なお金を貯める必要があります。

1回10万円のバイトを月2回、4年やれば1000万です。

可能ならば毎週やって、2年で1000万貯めたいですね。

今の日本で、医者は高単価で労働力を売る事ができます。

自分の労働力を売ってお金に変えれば、お医者さんならばお金を貯める事は楽勝なのです。

これが、人生戦略で選択ミスをしていないにも関わらず「医者だけど貧乏だ」と言っている医者は単なる怠慢である理由です。

経済的自由を得るためにタネ銭を貯めるなら、バイトをする。

これも1つの「戦略」だと言うならば、そうかもしれません

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