医者をやっていれば「つらい、やめたい」と思う事は多かれ少なかれあるでしょう。
僕にもありました。
毎朝5時30分くらいに起床して、帰宅すると23時。
ご飯を食べてお風呂に入って、洗濯物回して寝る。最低限の事以外、何もできません。
そんな生活をしていて、全くもって元気という方がおかしいと思います。
他にも
- 寝不足でミスをしてしまった
- 上司に無理難題を押し付けられた
- モンスター患者の対応に精神的に削られた
などなど、医者をやってて「つらい、やめたい」と思うタイミングなんて、いくらでもありますよね。
医者が「つらい、やめたい」という気持ちは原動力になる

なぜならば、おかげで今があるからです。
つまり「医者をやめたい、つらい」と思う時期があったからこそ、そこから逃げ出すべく方法を試行錯誤し、実行できた。
そう思います。
ブログという小さな1つの趣味から始まった波が大きくなって、複数のサイトを運営し広告費を稼ぎつつ、個人事業主になりました。
株式投資を並行して行い、資産を増やしました。
増やした資産を銀行に見せ、銀行の信用を得ました。
不動産の勉強を重ね、半年かけて物件を探し、やっと1棟アパートを購入。法人化。
ここまでにかかった時間は、約2年です。
あの辛かった時期、毎日ひたすら労働しながら
医者ってなんてクソな仕事なんだ
そもそも労働ってクソ
医者やめたい、つらい
と、心の中では思っていました。
忙しさとストレスもあり、筋トレと女遊びで発散していましたが、次第に虚無感に襲われ、虚しい気持ちになりました。
この毎日から脱出するには
- 医者という仕事をやめても生きていけるくらいの経済的基盤を作り上げるしかない
と強く思い、その想いの強さゆえに実行を伴い、結果も伴ったのだと思います。

あえて「医者がつらい、やめたい」と思える環境に身を置け
先日、このようなツイートをしました。
医者を続ける事に疑問がある人にオススメしたいのは「あえてツラい環境に身を置く」事。
あまりにもツラくて
「これはヤバい、脱出する方法を死に物狂いで考え実行せねば」
というモチベーションが生まれて、実際の勉強と行動が生まれます。
中途半端に耐えられる環境にいると、多分そのままです。
— ラス@お金の外来 (@3n4rs) September 8, 2019
今だから言える事ですが、最初から安易な道に逃げていたら、もしかしたら今の自分は無かったかもしれません。
医者がつらい、やめたいと思えるような厳しい環境に身を置いていたからこそ、強い原動力を得て、短期間でここまで実行できた。
そういう意味では、あえて「医者がつらい、やめたい」と思えるような環境に身を置く事は必要です。
中々尻に火がつかない僕にとっては、無くてはならない条件だったのでしょう。


という人こそ、あえて「医者がつらい、やめたい」と思える環境に身を置く事を推奨します。
医者が「つらい、やめたい」と思える才能
会社を経営するようになると、自然と経営者同士で繋がりが生まれます。
経営者にもタイプが色々いて
- 最初から経営に興味があった
という人もいれば
- サラリーマンをやってみたけど3ヶ月しか続かなかった
- バイトもすぐクビになるから経営者になるしかなかった
という、社会不適合系の人もいます。
ある種、多くの人が歩む道から外れる人は「その道にうまく適応する能力が無い」とも言えるでしょう。
だからこそ早期に道を外れ「道を外れてもなんとか生きていくしか無い!」と思うようになり、別の道を模索し努力をするのではないでしょうか。
医者をやっていて

という人もいれば

という人もいるでしょう。
医者が「つらい、やめたい」と思える事も、1つの能力指向性、才能かもしれません。
もちろん、どんな道を歩んでも努力は必須です。安易な道に逃げて逃げて、何も努力をしなければただの腐った人間の出来上がり。これは間違いありません。
ただ道によって「自分の投入できる努力量」が違うはずで、それが最大値になる道を選ぶのが、効率的ではないでしょうか。
医師免許を取ったら、勤務医を続けなければならない決まりは、どこにもありません。
医者がつらい、やめたいと思うなら
- 何なら自分は興味を持って最大限の努力を投入できるのか?
という事を真剣に考えて、実行に移しましょう。